実用的な GTD ツールとはどんなものなのか? ということについて考えていました。

「ひとつ上の GTD」という本によれば、GTD とは―― “ワークフローマスターモデル” という5つのステップによるタスク管理手法、”ナチュラルプランニングモデル” というプロジェクトプランニングのための考えかた、そして “6つのレベルの見通し” という将来の見通しのためのリスト――これら3つを総合的に実践していく必要がある、らしいです。

ですから GTD とは、単なるタスク管理法のひとつではなく、人生計画から机の上の整理整頓にまで使える汎用性の高いシステムであるともいえるでしょう。

しかし実際的には、といいますか最終的には具体的な単一の行動に落とし込まれたリストをながめて、実行をしたらチェックを入れていく、という作業が主になりますので、デジタルなツールというものを活用して GTD を行おうと考えたときには、どうしてもタスク管理的なものがメインとなってきてしまいます。

紙に手書きの GTD

このような状況の中で、私自身としましては、まずは “紙に手書き” のアナログな実践をすすめています。

ロディアのメモ帳や情報カードのようなものに、頭のなかの気になることをどんどん書きつけていく、というイメージですね。

これはちょっと面倒だけどシンプルであるが故に、GTD とはなんなのかということが実感しやすいのではないかと考えているからです。

Evernote で GTD

次に、デジタルなツールにチャレンジしてみたいという場合は、このブログでもカテゴリーをつくって解説をしてきました、Evernote を使った GTD をおすすめします。

これは Evernote は基本的に無料で使えるということと同時に、タスク管理ツールではないが故に、紙に手書きのメモ帳に近い感覚で GTD を実践できる、というところに特徴があるからです。

しかし先ほど述べたこととも少し重なりますが、GTD を実践していくにつれ、そのシステムの維持のためには、管理だけではなく計画や想像・整理・決断といった実にさまざまな “作業” が求められるということに気づきます。

このような経験から考えてみると、単一のアプリ・ツールで GTD を運用するよりも、それぞれの作業に応じてツールを使い分けていくということが便利なのではないでしょうか?

さまざまなツールを使い分ける GTD

では、どんなツールが必要になるでしょうか?

  • タスク管理ツール – 最後の「実行(行動/取り組み)」の部分や、「カレンダー(その日のうちに必ずやるべき/確認すべきこと)」の管理(OmniFocus や Wunderlist など)。
  • マインドマップツール – プロジェクトのプランニングやプロジェクトのリスト、いつかやる/たぶんやるリストの作成と管理(Mindnode や Freemind など)。
  • メモツール – プロジェクトの参照除法や参考資料など(Evernote など)。

このようにして、それぞれのツールの特徴的な部分と、GTD で求められる作業というものをうまくあわせていくことにより、より生産的な GTD の実践へと近づけるのではないでしょうか?

具体的な方法論などはいずれ機会がありましたらご紹介したいと思います。

まとめ

とりあえず今回、この記事で伝えたかったのは、より本格的な GTD の実践のためのツールというのは、現在のところは残念ながら「ない」ということです。

(もちろんツールがないと GTD が実践できないというわけではありませんし、既存のものでも基本的な運用は充分能です)

結果としていくつかのツールを使いこなしていく、という発想をもって GTD に取り組んでみることにより、より一歩、自らが理想的とする状態に近づけるのではないでしょうか?

更新情報をメールでお知らせします。

このブログの更新情報を無料でメールでお知らせします。こちらのブログの購読ページから登録してください。

整理法プラスについて

オリジナル整理法である「整理法プラス」を考案しました。現在、公式サイトにて情報を公開しています。よろしければご感想などお聞かせください。