20代とか30代のうちの数年、というスパンでみれば、好きなことをやるというのはそれほど難しくはありません。

が、もっと長い期間、例えばライフワークといえるくらいの長い間、可能であれば一生、というようなスパンで考えてみると、実は予想以上に難しいのでは?と、感じることがあります。

比喩的な表現ですが、毎日ごちそうというのは食べ疲れするものではないでしょうか?

ですから私としてはやっぱり基本はさっぱりとした和食を腹八分目、それでたまーにごちそうがある、というくらいが好きなこととの付きあい方という意味では良いのではないかと思っています。

好きと仕事の距離感

また好きなことを仕事にしようとするならなおさらで、俯瞰的な視点とそれによる “好きなこと” との距離感っていうのはすごく大切なんじゃないかな、と感じることがあります。

このことを伝える際に、逆説的に「特別に好きじゃなくとも、嫌じゃなければそれで良い」というような表現を使う場合もあります。それくらいのほうが客観的にとらえやすく、良い意味で仕事との距離感を保てるのではないかと思うことがあるからです。

実際問題として、個人として仕事をつづけていくにあたり、好きであるという気持ちは良くも悪くもどこかで慣れてしまう部分があります。これは恋愛というか夫婦生活に似ているかもしれません。

互いを求める激しい情熱の炎は長くは続きませんが、それにより、地味だけど、じんわりじわじわーっとあたため続けてくれる炭火のような情熱、そんな感じでお付きあいできたら良いですよね。

好きは慣れるが嫌いは慣れない

しかし残念なことに、私だけかもしれませんが「嫌だ、苦手だ」という気持ちだけはなかなか克服できません。良くも悪くも、本質的に嫌なことや苦手なことというのはなかなか慣れないのです。

私はデザイナーではありませんが、ここに書いてあるようなことは、なんとなく分かります。確かにぐったりするでしょうねえ。

このように考えてみると、個人として楽しく仕事をつづけていくにあたっては、嫌なことや苦手なことをどう対処していくか?ということがポイントになってきそうです。

生産性を高めるとか作業を効率化するとかっていうことも大切かもしれません。しかしよくよく見つめてみれば、ある種の気の進まない仕事こそがネックになっている場合が多い、そんなふうに感じています。

またもうひとつ重要なことは、私が苦手な仕事は、誰かにとっては得意な仕事であったり好きな仕事であったりする、ということです。役割分担といえばよいでしょうか。

自分なりの対処法あれこれ

このようなことを踏まえて自分なりに対策を考えています…

  • 基本的に、苦手な仕事、嫌な仕事はできるだけ最初から避けるようにする
  • それでも請けてしまった場合は、他人に振ることを考える(役割分担する)
  • ギリギリまでやらない、というのもひとつの方法である。追い込まれたら「やるしかない」ので
  • 思い切り遊ぶ、というのもひとつの方法である。遊びによって仕事に対するエネルギーが充電されるので
  • 良い意味で手を抜く(良い加減)というのもひとつの方法である
  • 嫌な仕事は「とりかかるまで」がメンドクサイ。集中できる環境で没頭しはじめると、意外と進んでいることもある
  • とりかかりやすくするために、できるだけ細分化して最初のハードルを低くする
  • とりかかりやすくするために、とりあえず自分の中での結果に対するハードルをグッとさげる

…今のところ、こんな感じです。

まとめ

本来的には、嫌なこと、気の進まないこと、苦手なことこそささっとやってしまったほうが良いとは思います。

私もちょっとだけ経験がありますが、そのときの気分の良さ、スッキリ具合っていうのは一種の快感ですよね。

ただ重要なのは、自分が「嫌なことを先延ばしにしている」と、意識的に、または無意識的に感じてしまわないというところにあると感じています。

自分の頭のなか(心のなか)をよーく見渡してみて、それが「気になっている」のであれば、「気にならなくなるまで」対処できれば、必ずしも早め、早めに終わらせなくても良いのではないか?

今はそんなふうに考えています。

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振り返ってみると、気の進まないこと・やりたくないことをどうするか?ということについてはいろいろ書いていましたのでご紹介しておきます。

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