GTD は “ストレスフリーの整理術” などと言われます。

ある種の話題性のピークみたいなものは過ぎたかも知れませんが、逆にいえばそのシステムは完成度が高く、手法的にはすでに定着したと呼べるのかもしれません。

そこで考えてみたいのが、“やるべきこと” だけではなく “やりたいことの実現” に対してどうやって GTD を活用していくか?ということです。

「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」、「ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則」を読む限りでは、GTD というのは主に仕事(をどう進めていくか?)という観点から書かれているようです。

そのため “やるべきこと” にフォーカスされていて、“やりたいこと” については、「いつかやる/たぶんやる」フォルダに入れておく、くらいの扱いでしかありません。

また人生全体などの大きなテーマにおいては、ストレスフリーの整理術の p.219 あたりに「6つのレベルで仕事をレビューするモデル」というテーマで解説されていますが、基本的には現在の仕事をレビューするための指標として紹介されています。

ボトムアップですすめる

GTD 本において何度も提案されていることは “ボトムアップですすめる” ということです。トップダウンではなく、ボトムアップ。

トップダウンというのは、例えば目標とその期日(トップ)が決まっていて、そこから逆算していくようなやり方で、ボトムアップはその逆と考えればよいでしょう。

ではなぜ、ボトムアップを提案しているのか?

書籍の内容をふまえて大雑把にひとことでまとめれば、「そっちのほうが地に足がついてるじゃん」というニュアンスになります。

まあ確かにそのとおりと思います。

トップダウンの場合だと、それが何度も経験していることであれば問題なく進められることが多いのですが、未経験の世界(いつかやってみたいこと)だと、トップがどこか、どうやってダウンしていくか?ということがあくまでも計算上の予測でしかなく、手探りになりがちだからです。

ボトムアップとトップダウンの違い

例えば、登りたいと考えている山の高さについて、情報として知っているのと実際に登ってみるのでは大きく違うでしょう。

一度、または何度か登頂に成功している場合であれば、トップダウンという手法は有効です。経験に基づいての逆算が有効なので。

でもそうではない場合は、まず登れるだけ登ってみて、それをもとに今後の予定ややるべきことを再度、検討してみる、というボトムアップ的なアプローチが有効、ということです。

…ただ、ここにヒントがあるような気がします。

プロジェクト・プランニングの5つのステップ

つまり、「いつかやる/たぶんやる」フォルダに眠っているであろう “やりたいこと” を取りだして、プロジェクトとして、“プロジェクト・プランニングの5つのステップ” を実行してみましょう。

プロジェクト・プランニングの5つのステップについては「ストレスフリーの整理術」p.70 にあります。

  1. 目的と価値観を見極める
  2. 結果をイメージする
  3. ブレインストーミングをする
  4. 思考を整理する
  5. 次にとるべき行動を判断する

上記の5ステップを分かりやすく書きかえてみると…

  1. なんでそれをやりたいの? それって自分にとってどれくらい大切?をハッキリさせて
  2. 望む結果をイメージしつつ
  3. アイデアをだしまくって
  4. それを整理して
  5. 次にとるべき行動を決める

…という感じ。

この “プロジェクト・プランニングの5つのステップ” 、私はとても効果があるステップだと実感していますのでオススメ。

結果として “次にやるべき行動” が見えてくるはずですから、あとはそれをこなしていくことに力を注ぐ、という段階に入れるはずです。

そうやってとりあえずやってみて、GTD における伝家の宝刀とでもいうべき “週次レビュー” でレビューしながら進めていく。

まだまだ完全に身についていない部分もありますが、私はこうやって “やりたいこと” を GTD に取り込んでいます。

参考になれば幸いです。

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