TED にダニエル・ピンクの「やる気に関する驚きの科学」という動画があります。

ダニエル・ピンクといいますと「ハイコンセプト」とか「モチベーション3.0」といった本を書いていらっしゃる方で、「ハイコンセプト」については私も昔、目を通した覚えがあります。

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この動画はおそらくですが「モチベーション3.0」で語られていることと近いのではないかと予測していますが、少しご紹介したいと思います。

この動画でダニエル・ピンクが語っていることをひとことでいえば、「与えられる報酬よりも、自分の内面からくる意欲のほうが創造性や生産性がアップする(という事実がある)」というようなことです。

これを “ロウソクの問題” という実験をもとに分かりやすく解説しています。

20世紀的な作業、21世紀的な作業

これからこの動画をみてみよう、という方のネタバレになってしまうといけないのでできるだけ簡単に書きますが、この動画では…

  • 20世紀的な作業:単純なルールに明確な答えがある
  • 21世紀的な作業:ルールはあいまい、答えも明確ではない

…このようにおおまかに二つにわけ、20世紀的な作業に関しては、外的な動機(報酬を与える)は効果的を発揮するが、21世紀的な作業においては逆効果になることもある、と解説しています。

そして21世紀的な作業にこそ、内面からくる意欲(好き・面白い・重要感)が大切であり、現在ではそういう仕事が増えてきているよね?と語っています。

また動画の最後の方でも言っていますが、重要なことは、どちらが正しいとか素晴らしいということではなく、そういうことがある、ということを知っている、ということ。

これは私も同感で、なぜなら知ったうえでそれをどう使うか?というのは個々人の判断に委ねられると思うからです。

プロジェクトの目的と価値観

それで私が感じたのは――私の場合、いつも GTD に関連してしまうのですが――GTD には “ナチュラルプランニングモデル” というプランニングのための考えかたがありますが、あれの最初のステップで「目的/指針となる価値観」について考えるというのは、この動画で語られている “内的な動機” を引きだすことにつながるのではないか?ということです。

また私が仕事をしていて、なぜやる気が失われるのか?ということが少し分かった気もします。

逆にいえば、私のようにフリーの状態で仕事をしていて、個人の裁量が大きい環境にいるのであれば、ここでいう内的な動機というものをもっと見つめていく必要があるのかもしれません。

創造的に楽しく働いていこうとするならば、恐れずに好きであるという気持ちや、面白さなどを追求してみても良いのでは?

とも感じました。

個々人の環境や状況は違うので、私のこの考えが参考になるとは限りませんが、それぞれの方が考えるきっかけにはなるかなあ、と思い、ご紹介してみました。

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