GTD とは別名「ストレスフリーの整理術」とか「ストレスなく生産性を発揮する方法」と呼ばれています。

ではストレスフリーとはどういうことか?

というと、文字通りストレスがなくって気分がいいということもあるのですが、それ以外にも生産性が高まり、やるべきこと・やりたいことを成しとげられるようになる、という効果もあります。

考案者のデビッド・アレンが執筆した GTD 関連の最新作 ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 ではこの “生産性向上(やりたいことを成し遂げる)” というキーワードにも重点がおかれているような気がします。

将来を見通すための “6つのレベル”

それはこのブログでも何度かご紹介している “将来の見通し” と呼ばれる6つのレベルのことで、文字通り、あなたの将来の見通しについて6つのレベルから見通してみましょう、というものです。

この6つのレベルは “高度” という言葉で表現されており、高度が低いほど身の回りのことを、高いほど人生全体についてのことを見通すように定められています。

つまり「将来のことを見通してみましょうよ」といってもそれだけではピンとこないので、将来のことを考えるためのヒントとして、6つのレベルに分けてみたら良いんじゃないの? というデビッドさんからの提案なわけです。

  • 高度0メートル 次にとるべき行動
  • 高度1000メートル プロジェクト
  • 高度2000メートル 責任を負っている分野・興味のある分野
  • 高度3000メートル 目標・ゴール
  • 高度4000メートル 構想(ビジョン)
  • 高度5000メートル 価値観

6つのレベルについてはこちらの記事に書きましたので一度、見てみてください。

ボトムアップですすめる

これも何度かこのブログにて解説していることではありますが、GTD の実践においては、ボトムアップですすめるということがとても大切です。

ボトムアップというのは、上記の高度の低いところからすすめていくということで、「まず身の回りのことから」というようにとらえても良いと思います。分かりにくい場合は、引きだしやタンス、押入れなどを開けてみて、まずはそこから整理しましょうね、という感じです。

トップダウンが有効な場合

論理的に考えるならば、まずは長期的な目標を明確化し、そこから逆算していく “トップダウンのアプローチ” のほうがうまくいきそうな気もしますが、実際問題として日々やるべきことを抱えている人ほど、ボトムアップのほうが効果を発揮することが多いと思います。

例えばですが、「山に登る」というようにひとつの目標だけに集中できる場合や、何度も経験してすでにトップ(目標・ゴール)がどういうものなのかが分かっているものに関しては、トップダウンのほうが有効かな、と思います。

見通すと、どうなるか?

この6つのレベルについて考え、定期的に見なおしていくことにより、状況のコントロールがよりシンプルになってきます。例えば、 “将来を見通したうえで今月中に自由に使えるお金はあといくらあるのか?” といったように、将来の見通しを考えたうえでの現在の決断がしやすくなる、ということです。

また、人生をどうやって生きていきたいのか?というような、長期的で曖昧なんだけど重要な目的に向かって進んでいくことができるようにもなると感じています。

見通す頻度について。正月はおすすめ!

さて前置きが長くなりましたがこの記事で伝えたいことは、正月(1月1日)はチャンス、ということです。

つまり先ほどお伝えした6つのレベルには定期的に見なおすべき頻度、というものがあります。

高度0メートル 次にとるべき行動
毎日みなおす

高度1000メートル プロジェクト
毎週みなおす

高度2000メートル 責任を負っている分野・興味のある分野
月に一度みなおす

高度3000メートル 目標・ゴール
3ヶ月に一度みなおす

高度4000メートル 構想(ビジョン)
1年に一度みなおす

高度5000メートル 価値観
1年に一度、または2〜3年に一度みなおす

これらの「見直し」を来年の予定として組み込んでみようかな、と私は考えています。なぜなら年初に今年一年の計画をたてる人も多いと思いまし、そんなとき、この6つのレベルはまさしくうってつけではないかと思うからです。

もちろん、はじめるのは今日でも明日でも構わないのですが、1月1日からはじめると分かりやすくていいかなあ、と思ったんですよね。

そういえばデビッドさんの書いた GTD の本は、当初は 仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法 として翻訳・出版されていたようです。

それを新訳改訂版として はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 として出版されたものが、私も含め現在出回っているもののようですね。

こうやってタイトルだけをみると、私個人としては、GTD というのはもちろん整理術でもあるのですが、やはり “ストレスなく生産性を発揮する方法” に近いと思っています。

私は英語が得意ではないのですが、原著にもチャレンジしてみたいです…

関連記事について

それでそもそも “6つのレベルって何?” という人は下記に関連記事をまとめたので見てみて欲しいのですが、機会があればまたどこかで丁寧にまとめるかもしれません。

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