GTD における最初の第一歩は “収集” です。

この作業は “頭の中の気になること” を文字通 “集める” 作業です。

実際にやってみると分かるのですが、自分の頭というのは、いつ、どんなことが気になるのか分かりません。

そこでいつでもすぐに収集できる状態をつくっておくこと、または収集し忘れをなくすことが最初の目標となります。

なぜか?

収集し忘れをなくす

収集し忘れた “頭の中の気になること” は、そのままなくならずにあなたの心のどこかにたまっていくことが多いです。

ひとことでいえば、それがたまっていくとスッキリ感がなんだか少なくなります。

なにかモヤモヤとした不安や、やるべきことをやれていないのではという焦り、次から次へとやってくる新しい仕事に対処することが難しくなり、ストレスを感じたりするようになります。

ですから、もしもあなたがこのような状況から抜けだしたいと考えているならば、最初の第一歩である “収集ステップ” を漏れなく、し忘れなく行うということが大切になってくるでしょう。

というわけでここからは、私なりの収集方法について書いていきたいと思っているのですが、私は iPhone と Mac を使っていますので、その環境で実際に試したことをご紹介します。

iPhone からの収集、2つのパターン

さて、いつでもどこでも気になったことをもらさず収集するためには、やはり iPhone(の Evernote アプリやその他のアプリ)を活用することが便利であると思います。

iPhone から収集するということに関しては、大きくわけて2パターンあります。

  • iPhone を使っていないとき
  • iPhone を使っているとき

まあ、当たり前といえば当たり前ですか。

とはいえ iPhone を(持ち歩いているけど)使っていないときに、何か気になることがふっと思い浮かぶこともあるはずです。散歩しているときによくアイデアを思いつく、という人も多いかもしれません。そんなときは、Evernote アプリを立ちあげて、直接、気になることを “inbox” に保存しておきましょう。

それ以外にも、iPhone を使っているとき――たとえばツイッターをながめているときに、ちょっと気になる情報が流れてくる――なんていうこともあると思います。

こんなとき私は “Evernote にメールする” という機能をよく使っています。

Evernote にサインインして、「設定 > アカウントの概要」というところにノートをメールで送信するための専用のアドレスが表示されているはずですので、あらかじめアドレスブックに登録しておいて、都度、メールします。

Evernote mail

他にもたとえば Pocket という “あとで読む” ためのサービスなどを活用すると、そこから Evernote に簡単にノートを保存できる機能もあるみたいです。

ノートをメールで送信する機能は汎用性が高い

私の考えでは、“メールする” という機能は、ほとんどどんなアプリにでも標準で付いているし、これからもきっとなくならないはずです。ですから、さまざまなツールやアプリ、ちょっとした小技を使えばもっと収集が便利になる場合もあるのだろうとは思いますが、地味ながら “Evernote にメールする” 機能を愛用しています(現在のところ)。

Mac からの収集、2つのパターン

次に、Mac からの収集について。

これにはまず、Evernote for Mac をダウンロードしておきます。

Evernote はブラウザからもアクセスできるのですが、個人的にはちょっと使いにくいと感じていますので…。

それで、私がよく使う収集方法は2つあります。

まずひとつめは、下記のショートカットキーを活用して新規ノートを作成する方法です。

  • command + control + N

これで “新規ノートの作成” がすばやく行えますので、そのまま “inbox” に保存すれば大丈夫です。

ふたつめは、“コピーしている内容をノートにしたいとき” のためのショートカットです。

  • command + control + V

これで、右クリックメニューでコピーした内容をそのまま貼り付けつつノートの作成をしてくれます。これは Web ページを閲覧しているときなどによく使いますね。

基本的にはこのふたつだけを完璧に覚えておけば、それなりに素早く収集できるのではないかと感じています。

まとめ

繰り返しになりますが、重要なのは、いつでもどこでも収集できること、収集し忘れのないこと、です。

これは習慣化してしまう必要もあるとは思いますが、私の経験上、そのためには “ちょっとした手間” を減らす工夫がとても大切です。

例えば手元にある iPhone を手を伸ばして取るのと、数歩、歩いて取りに行くのとでは、ちょっとした違いに過ぎませんが、実はものすごく大きな差があります。つまり、数歩、歩くというのは案外、面倒くさい場合があるのです。

その結果、「ああ、あとでいいや」となり、収集し忘れにつながる可能性が大きいです。

これらは私の経験に過ぎませんので参考程度にしかなりませんが、いずれにしても GTD は、割りと厳密というか繊細なシステムなので、ちょっとの収集忘れによって効果が半減してしまう可能性があります。

……なんか、細々とうるさい先生みたいになってしまって嫌なのですが(笑)、ぜひ “収集” ステップ、頑張ってみてください!

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