「自由」は空疎な理念やお題目ではなく、「人生を選択できる経済的な土台(インフラストラクチャー)」のことだ。

貧乏はお金持ち 橘 玲(講談社 2011)

いきなり引用から入ってしまいましたが、この本は「自由」についての本です。

「自由」というものを上記のように定義して、そのためにできることは何か――具体的には法人化、特にマイクロ法人という一人会社を立ちあげることに関するメリットなど――について述べられています。

それで、この本はこの本で面白いのですが、やっぱり本は本に過ぎず、私の考えでは、自由というものにはもう少し違った定義があります。

「人生を選択できる経済的な土台」

人生を選択できる経済的な土台、とありますが、確かにそのとおりと思います。しかしこうやって個人事業としてあれこれやってみて感じるのは、経済的な土台だけでは選択できないこともあるのでは?ということです。

そこで私は考えを逆にしてみました。

つまり、「人生を選択できる経済的な土台」ではなく、“現時点において、これからどういう人生を選択していきたいのか?ということを考えて、そのうえで、そのために必要な経済的な土台、またその他の要素にはどういったものがどれくらい必要なのか?ということを考える” ということです。

  • 食べたいものは何でも食べられるだけのお金をもっている
  • どうしてもあそこの “油そば” が食べたい。料金は650円なんだけれど、平日の10時くらいから並ばないと売り切れてしまう。

この2つを比べてみれば、上のほうがたぶん、経済的な土台はしっかりしている。しかし下の方はといえば、経済的な土台プラス、平日の10時から2時間くらい並ぶことのできる “時間的な自由” がないとダメ。

ややこしいかもしれませんが、“現時点において、これからどういう人生を選択していきたいのか?ということを考えて、そのうえで、そのために必要な経済的な土台、またその他の要素にはどういったものがどれくらい必要なのか?ということを考える” というのは、こんなようなことです。

というわけですでにどこかで書いたかもしれませんが、おおまかに分けると3つくらいの要素があるのではないでしょうか?

  • 物質的な側面(お金や身体的な健康など)
  • 精神的な側面(精神的な健康や楽しさややりがいなど)
  • 時間的な側面

経済的な土台がしっかりしていても、身体的な健康を損ねてしまっていてはやっぱり自由とはいえませんし、精神的な部分でも同様でしょう。

いまのところ、人は誰でもがいつかは死ぬので、人生における選択においておそらく残されているであろう時間のことを考えることも大切かと思います。

こんな風に、上記の要素はそれぞれ関わりあっていて、だからこそ、“全体的なバランスによって自由は決まる” 。

少し長くなりましたけれども、これが私の考えです。

このブログについて

そんなような意味で、このブログでは私なりの “自由” について書いているので、パッと見た感じでは関係なさそうな “健康” や “お金” というカテゴリーを用意しています。

同様に、人生全体におけるさまざまな状況をコントロールできるようになっていたほうが良いと思うので、そのために “GTD” というカテゴリーを用意してあります。

そして、やはり自分の手でお金を稼げるようになっていたほうが良いと思うので、私の実体験に基づき、“好きを仕事に” といったカテゴリーを用意してみました。

(それぞれについてはサイドバーからご覧ください)

…というわけで前述した “自由における3つの側面” について自分なりに研究しつつ実践しつつ発表していく、ということをもう少し続けていくことになると思います。

とはいえ実際の記事は “泥臭い内容” が多いと思います。

それは GTD の教えである “ボトムアップ” を自分なりに実践している結果ともいえるのでは、と考えておりますし、その結果として、やっぱり実際の生活で役立つことっていうのは案外、泥臭い “作業” であったりするのではないか?という実感をもっています。

ですから今後も、“Evernote による GTD の活用法” とか、“好きを仕事にするためのコツ” みたいな、あまりスマートではない、細々とした記事を書いていくことになるだろうと思っていますが、それらは単に枝葉に過ぎず、根幹の部分は、今回、紹介したような考えに基づいているということを、このあたりで伝えておきたくて今日の記事を書きました。

長々とどうもありがとうございました。

最後になりますが、

は、ちょうど法人化について検討していたところなので参考になりました。今日の記事ではネタ的に引用してしまいましたけれども、機会があればまたきちんと紹介してみたいと思っています。

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