今日も GTD のお話をしたいと思います。

昨日の記事でステップ4まできましたので、あとはステップ5「実行」を残すのみです。

このブログでは、ステップ1〜5についての概要を解説したら、次からはもう少し具体的なお話をしていきたいと思っています。まだ予定にすぎませんが、Evernote を活用しての GTD の実践事例をご紹介していくつもりです…

というわけで今日は「実行」について。

何度か繰り返して解説していますが、GTD では、ひとつひとつのタスクに “締め切り” を設けません。一日の中でも状況がどんどん変わっていくので、“その日のうちに必ずやるべきこと” 以外のことに、ひとつひとつ締め切りを設定していると非効率的になってしまうからです。

ちなみに “その日のうちに必ずやるべきこと” は GTD ではカレンダーに書き込まれているはずですので、まずはカレンダーをチェックすることを習慣にしてしまうと良いでしょう。

直感を信じて行動するってどういうこと?

さて、それでは、それ以外のことを実行する場合に、何から手をつけていけば良いでしょうか?

ストレスフリーの整理術では、この点について、なんとも大雑把なのですが「直感を信じて選択していけば良い」と書いてあります。

つまり、GTD の最初の4ステップ

  1. 収集
  2. 処理(見極め)
  3. 整理
  4. レビュー

がきちんと行われていれば、次に実行すべきことは直感でわかる、ということです。

例えばいま、私のリストは下図のようになっています。

GTD Next Action

ちょっとアレンジしてあるので分かりづらいかもしれませんが、次にとるべき行動(Next Action)という部分をみると、全部で45個くらいのやるべきことがあります。これはもしかしたら少ないほうかもしれません。

いずれにしても、この45個もある “次にとるべき行動” の中から、「いま、今日のこの瞬間にベストな行動は何か?」ということを選択して実行していく、というのが GTD の実行ステップの手法です。

やるべきことが最初から分かっている状態にしておく

私は最初、この「直感を信じて選択しなさい」という部分がよく分かりませんでした。何かウサンクサイとも感じましたし、説明が大雑把でいい加減だなあ、とも感じたことを覚えています。

しかし半信半疑ながらも、ステップ1〜4を実践していくうちに、なんとなく意味がわかってきたのです。

私の感覚では、これは直感というよりも、“ステップ4までの時点で、すでに分かっている” というようなものです。

GTD を部屋掃除に例えるならば、“すでにきちんと整理されているので、部屋のどこに何がおいてあるかが完璧にわかっている状態” に近いです。

同じように、自分がいま、どんなことが気になっていて、それは具体的にどういう意味を持っているのか、単に保留しておけばよいのか、いずれ実行する必要があるのか?ということが “あらかじめ分かっている” のであれば、あとはそのときどきの状況にあわせてそれをやるだけ、ということになります。

うーん、少し分かりづらいかもしれませんね……。

分かりづらい場合は、一度、ご自身の机の上でも書棚の中でもなんでも良いのですが、きちんと整理されてどこになにがあるかを把握できている、という状態を作ってみてください。

このような状態にあるならば、必要だと思ったものは、すぐにでも取り出せるようになっているはずです。

それと同じで、やるべきことをきちんと把握できているならば、いちいち日時や順番を設定せずとも、その場、その場で適切な判断をくだせるはずだ、というのが GTD の考えかたになっています。

そのような意味では、GTD というのは「人生をまるごと整理整頓してしっかり把握しながら生きていこう」とでもいうべき手法で、整理好きなひとにとってはたまらない魅力があるのかもしれません。

というわけでとりあえずですがステップ5「実行」についての解説は終わりです。

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ここまでの GTD の手順は下記を参考にしてください。

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