好きなことに関しては、努力をいとわない。

そういう人って多いと思います。

他人からすれば、なんでわざわざ睡眠時間を削ってまで夜中に起きてサッカー観てるのかよく分からない、しかも日本のチームじゃないのに…と言われてしまうかもしれませんが、もう好きなんだから仕方がない…っていう部分があるのです。

お酒の飲めない私からすれば、酒飲みの楽しさはまったく理解できません。でもおそらく “好きな人は好き” なのでしょう。

翻ってこれを仕事として考えてみますと、“好きな仕事だから努力もいとわない” というようにも考えられます。特にそれで独立した人というのは、朝も夜もなく、ガンガン働けるという人も多いでしょう。

努力や頑張りの「方向性」が大切かも

厳密には、このように「好きなことに打ち込むこと」を「努力」と呼ぶかどうかは分からないのですが、私が気をつけているのは、(好きなことを仕事にしたからこそ)努力に頼りすぎないように、ということです。

努力や頑張りを否定するつもりはないんです。でも、「とにかく頑張ればなんとかなる」みたいに、それに頼りすぎて別の方法を考えなくなってしまうのが怖いんですよね。

特に私のような自営業の場合は、頑張って解決しようとか、努力でなんとかしようとし過ぎると逆にハマってしまうことがあります。つまり、仕事の結果としての売り上げに努力とか頑張りってあんまり関係ないのかなあ、と思うことがあるんです。なんとなく。

努力や才能が関係ない仕事

よくある話ですけれども、例えば、砂漠で喉がカラカラに乾いている人に水を売るみたいな仕事があったとしたら、おそらく努力や才能はあまり関係がありません。まあ、体力は必要かもしれないけれども。

しかし逆になると途端に難しくなるわけです。例えば、美味しい水がタダで飲めるような場所で水を売ろうとするのは、比較してみれば、当然、難しいはず。

まあこれは極端な話かもしれませんが、では、例えば先ほどの “砂漠で水を売る” 仕事に、競合があらわれたらどうなるか?

競合(ライバル)について

実際問題として、巷の情報やニュースをながめてみると、いかに競争に打ち勝つか?という話が多いように見受けられます。

企業戦略と聞くと、競合と戦うことを考える。
ライバル会社より、優れた商品をつくる。安い価格で提供する。素晴らしいサービスを提供する。そして最高品質を目指し、卓越した会社になる
そうしなければ、この厳しい時代に生き残っていくことはできない。

60分間・企業ダントツ化プロジェクト 神田昌典(ダイアモンド社 2002)

これを読むと、「うむ、確かに」とか「もっともだ」と感じてしまいそうです。しかしこの文章には、続きがあるのです。

そんな方にとっては、これから話すことは、ちょっと拍子抜けするかもしれない。
最強の競合戦略とは、戦わないことである。
戦わずして、勝ちましょう、ということである。

60分間・企業ダントツ化プロジェクト 神田昌典(ダイアモンド社 2002)

……そうなんです。

これは私も実感していますけれども、いかに戦わずして勝つか?ということがすごく大切です。だって戦いつづけるのは疲れるんですよね、若いうちは良いかもしれませんが……。

しかし実際問題としてこれができるのは、いわゆるスモールビジネスと呼ばれるような、個人としてやっていくようなビジネスなんじゃないだろうか、とも予測しています。

ひとりよがりではなく、自分の個性やこだわりを活かしたサービスを創り、メッセージとしてうまく伝えることができるようになりますと、なんていうのかな、意外と、戦わずして進んでいけるようになるのでは? と、(私の少ない経験から)そう思っています。

最初から戦いはなかった?

もっと言ってしまえば、このブログでお話しているような、個人として好きなことを仕事にするという意味では、

「戦わずして勝つというよりも、そもそも最初から戦いなんかなかったんだ」

みたいな状況で、案外、のほほんと仕事をすることも可能といえば可能です。もちろん、常にのほほんとしているわけにはいかないと思いますが、ある程度は、っていうことですね。

こういう話は、世の起業家の方々と比べてしまいますと、なんだか志が低いねえ、と言われてしまうかもしれません。でも、例え少人数のお客さんであっても、親身になってお付き合いさせていただけるということは、私は幸せなことだと感じています。

まとめ

まとめますと、個人として好きなことを仕事にすると、好きだからこそ、ついつい努力や頑張りでなんでもかんでも解決してしまいそうになりますので、その辺はちょっと注意したほうが良いかも。努力の方向性を確かめたり、客観性をもって方向転換したりすることが必要な場合があります。

なぜなら仕事の結果としての売り上げというのは、努力や頑張りに左右されない場合があるから。

特に個人として仕事をしていくのであれば、できるだけ戦わずして勝てるようなフィールドを選んでおきたい。そのためには、競合や見込み客のことをよく調べることが大切になってくるのでは?

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振り返ってみれば、似たようなことをすでに書いていましたね。でもちょっと違う角度から書いているので、よければ参考にしてみてください!

参考書籍

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