今、会社を辞めたとして、どういうやり方で独立していけば良いのか? いや、会社を辞める前にやるべきことがあるんじゃないのか?

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書) には、それらの方法がシンプルに紹介されています。

とはいえこの本は独立起業、事業の立ち上げかたのための本ではありません。

これから先の十年間を予測しつつ、そこで起こりうる価値観の変化、そしてそれに対する捉えかたや生きかたをざっくりと記した本です。

そのうえで、個人の仕事やその働きかたも変わってくるであろう、と筆者は述べています。

いくつか気になるキーワードをご紹介しましょう。

エクスフォーメション

イン・フォメーションではなく、エクス・フォーメーション。大雑把にいえば、情報をシェアしていくということです。

ブログ、Twitter、Facebook など、さまざまな媒体がありますが、シェアしていくことによって、自分が求めていく世の中を創っていくことができる、と本書では述べています。

共立起業

独立起業ではなく、共立起業。情報が伝わりやすくなった現代では、あなたがはじめようとしているビジネスに興味のある人も集まりやすくなっています。その結果として、いわゆる SNS のようなオンライン上のコミュニティが形成されていきます。

ひとりで起業するのではなく、ともに支えあうコミュニティ、これが共立起業の概念であると述べています。

事業の立ち上げ方を学んでみよう

さてこれらのことを踏まえたうえで、とある早期退職したサラリーマンのお話を引用して紹介したいと思います。彼は、音響機器の会社につとめ、素晴らしい経験を積んできたのですが、それを活かすことなく、今はタクシー運転手をしているそうです。

 もし、このタクシー運転手が、リストラされる前に、事業の立ち上げ方を学んでいたら、どうなるか?
 経験を棚卸しし、自分のプロフェッショナリズムを発見。「間違いだらけの、音響設計」というコンテンツをブログで発信。オーディオ好きに、アドバイス。オーディオメーカーと提携。そしてSNSで知り合った仲間と、プロジェクトチーム結成。

2022ーーこれから10年、活躍できる人の条件 神田 昌典(PHPビジネス新書 2012)

この短い、いくつかの文章の中に、これからの事業の立ち上げ方がギュッと凝縮されているように感じます。というのも、私自身、実際に自身の経験を元にしたブログを書いて、そこから仕事をとってきているからです。

あと以外と多いと感じるのが、主婦やOLなどの女性です。

好きなこと、興味のあることを自分なりに追求しながら、それをどんどんブログにアップしていって、ブログを通して同じ興味を持っている人たちとコミュニケーションをとる。さらに、そこからゆるやかなコミュニティを作っていってしまう。結果として、本人は好きなことをやっているだけなんだけど、ワークショップを開催したり、商品を販売したりなど、それが仕事になっていくーー。

女性ってこういうことをすごく自然にできる、そんな側面をもっているんだなあ、と最近はよく感じます。

ブログから収益を得るということ

ブログから収益を得るという話になりますと、なぜかアフィリエイトとかグーグルアドセンス(でしたっけ?)とかの広告配信系になってしまうことが多いのがすごく不思議ですが、それよりもブログを通してビジネスを立ちあげてしまう方が、いくらか現実的な気がします。

共立起業という概念は素晴らしいものだと感じました。ただ私も含めて、私の感覚では、個人で仕事をする人たちというのはいわゆる “一匹狼タイプ” の人が多いので、ともに支えあうというのはどこまで可能なのかな? という気もしています。

また他人と絡んでやる事業というのは、うまくいっているときは楽しさも倍になりますが、うまくいかなくなると途端に人間関係がギクシャクしてきます。他の方はどうかわかりませんけれども、私はそういう苦い経験、いくつかあります。

ですから、もしかしたら、いま、20代くらいの若い世代の人たちや、それこそ女性にこそ向いている概念なのかもしれませんね。

まとめ

いずれにしても、先ほど紹介した事業の立ち上げ方、実はあれこそが私がこのブログで伝えたいことで、ひとことでいえばああいう言い方になるんだよなあ、という感じです。

ですから何が言いたいのか? と、いいますと、あなたが好きなことで仕事をしたい、と、将来、考えていらっしゃるのであれば、 “エクスフォーメーション” つまりどんどん情報をブログにアップしていくこと。そして、趣味のあう人とのつながりをつくっていくこと。

今回、紹介したように簡単にはいかないかもしれません。しかし、好きなことをやっている限り、リスクはありません。

私も一歩、一歩、進んでいきたいと思っています!

関連記事:「プチクリ 好き=才能」

好きなことを表現する、という意味では “プチクリ” も良いヒントになると思います。下記の記事が参考になるかもしれません。

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