むかし、ショウペンハウエルの 読書について 他二篇 という本を読んで、分かったような分からなかったような部分も結構あったのですが、いちばん最初に書かれていたことがとても印象に残っています。

数量がいかに豊かでも、整理がついていなければ蔵書の効用はおぼつかなく、数量は乏しくても整理の完璧な蔵書であればすぐれた効果をおさめるが、知識のばあいも事情はまったく同様である。

読書について 他二篇 ショウペンハウエル著,斎藤 忍随 翻訳(岩波文庫 1983)

この本は読書についての本なのですが、最初におさめられている “思索” についての記述からの引用です。

ものすごく大雑把にいえば、「知識や情報は単にかき集めるだけじゃなくて、きちんと整理してよく考えようね」みたいなことだと思うのですが、それ以降、私は情報や知識を整理整頓するということをよく心がけるようにしています。


2012年8月29日に執筆した過去の記事を読みたい場合はここをクリックまたはタップしてください(もう一度クリックまたはタップすると閉じます)

↑この記事を書いたのはもともと2012年ですが、あれから四年たって自分なりに手法がつかめてきたので以下にあらためてご紹介しますね。


(下記は2016年10月4日に書き直したものです)

まず知識や情報を整理するためには、インプットの段階で絞り込む必要があります。

というわけでテレビはもちろん、ブログやメールマガジン、フェイスブックやインスタグラムその他を閲覧するのをやめます。

ニュースサイト(グーグルニュース)くらいはみますが、必要なとき以外はネットをしない、という基本方針。

まずこれで、だいぶデトックスできます。

つまり、私の場合、うまく説明するのが難しいのですが、知識や情報に「振り回される」という感覚がなくなりました。

ではなにで情報を得るかというと、「本(Kindle本ふくむ)」です。

先月は60冊、読むことができました(漫画が15冊くらい含まれています)。

とはいえ整理されていなければ意味がないので、これをマインドマップ方式でまとめていきます。

ここでコツがあって、中心となるテーマを「読んだ本のタイトル」にするのではなく「知りたいテーマ」、「学びたいテーマ」にすること。

例えば「文章の書きかた」について学びたければ、マインドマップの中心テーマを「文章の書きかた」にして、それに関する本を可能なかぎり何冊でも目をとおし、その結果を「文章の書きかた」というひとつのマップにまとめるわけです。

(違う本でも同じことが書いてあったり、その逆もあり、また濃い本、薄い本……といろいろなことが分かって楽しいですよ)

するとそのマップはひとつのテーマについて何冊分もの情報がまとめられたマップになり、そしてこの作業を続けていく中で、やがて自分なりの知識、知恵として身についていくきっかけになります。

これも個人的な体験ですが、いままでは読んだ本のタイトルを中心テーマにしたマップを一冊ごとにつくっていました。

しかし「知りたいこと、学びたいこと」をテーマとしたマップをつくり、まとめることによって、一気に知識と情報の整理化がすすんだ印象があります。

さらに可能であれば、ブログなどアウトプットする場があるとより良いでしょう。

ちなみにマインドマップツールについては、MindNode というものを活用しています。

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