最近になって、マインドフルネスという言葉をよく聞くようになりました。

これは、20年以上も前に出版された、ジョン・カバットジンによる「生命力がよみがえる瞑想健康法―“こころ”と“からだ”のリフレッシュ―」がひとつの源流となっています。

1993年に出版された「生命力がよみがえる瞑想健康法―“こころ”と“からだ”のリフレッシュ―」を復刊したものが「マインドフルネスストレス低減法」であり、よってこの本は基本的に瞑想についての話になっています。

その中でも興味をひくのが「全体性」についての記述であり、ある父親の手紙に対するアインシュタインの返事について引用されている部分が興味深いです。

 人間は、私たちが “宇宙” と呼んでいるものの全体の一部です。時間も空間も、限定された一部なのです。人は、自分自身とか、自分の思考や感情などが、体のほかの部分とは切り離されているもののように考えています。これは自分の意識に対する一種の幻想です。この幻想は一種の牢屋のようなもので、ここに入ると個人の欲望や自分に近い数人に対する愛情だけに縛られることになります。
 私たちは、あらゆる生きものと自然全体を、そのすばらしさゆえに抱擁するために、慈しみの輪を広げてこの牢屋から自分を解放しなければなりません。これが完璧にできる人はいませんが、努力し続けること自体が、この牢屋からあなたを解放し、内的な安定を得るための基礎を作るのです。

マインドフルネスストレス低減法

全体性とは一種の「感覚」のようなもので、自分はより大きな全体の一部であるということを実感することにより、ある種の安定、つまり癒しを得ることができるということだそうです。

そしてそれを得るには、実践としてはマインドフルネス瞑想法をやりなさい、とこの本では説いています。

アインシュタインはまた、次のような言葉も残したそうです。

人間の真価は、自己からどれくらい解放されているかによって決まる

しかしここでいう「真価」とは一体なんでしょうか?

私は、人間の真価というものがあるならば、まさしく「全体性」の中からその真価が決まるのであり、それはあるひとつの価値観(この場合は「自己からどれくらい解放されているか」ということ)で決まるようなものではないと考えています。

しかしそれでも、この言葉にはなんらかの魅力があり、私は、それに抗うことによって、なにか罪を犯しているような、不思議な感覚にもなりました。

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