質問思考(Question Thinking)というスキルによれば、自分に対する質問方法を変えることによって、自身の考えを変え、人生においてポジティブな変化を起こすことができるようになるそうです。

自分になにが起こるかは必ずしも選択できないが、起きていることに対して自分が何をするかは選択できる

新版 すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング マリリー・G・アダムス(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014)

このような視点から、起きたものごとに対して建設的・肯定的な「質問」を自分に投げかけることにより、よりよい結果を導きだすことが可能になります。

「なんでこんなひどいことが起きたのだろう?」ではなく「なにをしたら、うまくいく?」

「だれのせい?」ではなく「なにに責任をもって考えればいい?」

「どうしてあの人はいつも周りの人々をいらいらさせるんだろう?」ではなく「あの人はなにを考え、なにを感じ、なにを必要としているのかな?」

このときにとても重要なのは、「今の自分の状況を客観的に見つめる」ということです。

怒りや嫉妬、その他のネガティブな感情は、ときとして嵐のように自分を襲ってきます。そして、そのような状態のときにこそ、このスキルを活用すべきなのですが、しかし嵐のような状態から離れ、かつ建設的な質問を自分に投げかけるのは、簡単なことではありません。

質問思考の技術によれば、このような否定的な状態から肯定的な状態へとスイッチするための質問(スイッチング・クエスチョン)というものを活用すればよいそうですが、私の経験上では、いずれにしてもそれを行うための客観性、心の落ち着きのようなものが必要になると感じています。

これは、自らの心のクセのようなものに気づき、それによって自動的に反射(=自動思考:例えばあるパターンにおいてすぐに頭に血がのぼるとか)していたところから、「選択」できるようになるというプロセスが必要になり、そのためには、日頃から自分自身と向きあうことが大切なので、日記を書くとか瞑想するとか、静かにジョギングするなどが効果的な訓練になりそうな気がします。

質問思考というスキル自体はとても効果的なもので、その原理自体はわかりやすく、素晴らしいものです。

私はこれを、子供や奥さんとの関係に活用しています。

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