ニーチェは「希望は悪の中でも最悪の悪である、なぜなら苦悩を引き延ばすから」といったそうです。

これをうけて、クリストファー・ピーターソンは次のように述べています。

 つまり、希望は悪でもあるのだ。特に、希望が信奉される場合はそうだ。世界中のありとあらゆる悪を目の当たりにしながら事態が変わるのではないかと希望を抱くことは愚かであり、事実上、悪である。ニーチェが主張するように、希望は私たちのあらゆる苦しみを引き延ばす。

幸福だけが人生か?: ポジティブ心理学55の科学的省察 クリストファー・ピーターソン(春秋社 2016)

世界中のありとあらゆる悪を目の当たりにすることは事実上、不可能だと思いますが、たとえば私が学生時代に片思いをした女性に対して希望を抱きつづけることは、悪だったのでしょうか?

人は希望を抱くからこそ、苦悩し絶望するのかもしれませんが、そのために希望を捨てることは、私にはできないでしょう。

なぜならば、希望は苦悩を引き延ばすかもしれませんが、苦悩から救うものもまた、希望ではないかと思うからです。

なにごとも、盲目的に信じてしまうことは気をつけるべきなのだろうとは思います。

そして、(そのうえで)私は希望を信じています。

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