個人として自分の仕事をはじめたいという方がよくいらっしゃいます。

しかし、やりたいことと結果ーーつまり収入ーーのバランスが悪い、という方も多く、そこからビジネスについて学んだり、自分なりに試行錯誤したりする方も、とても多いです。

ですが、それはもしかしたら、方向を間違えているかも。

実は私もそうだったのですが、収入を確保するために必死になった時期がありました。

ビジネス書を読んだり、セミナーを受講したり。70種類くらいのチラシを自分でつくり、反応を調べて表にまとめるなど、まさしく試行錯誤、の毎日でした。

(もちろんその途中で、運転資金のために借金をせざるを得なくなるという苦労もありました)

単にあきらめが悪かったのかもしれません。しかしとりあえずいまは、収入的な不安はありません。

しかしそうなると思うのです。仕事は大切なものですが、人生の一部でしかありません。一部によってまるで全体が評価されてしまうというような考えかたは、何かが違っているのでは?

本当にやりたいことを仕事にするということは、それ自体が楽しみとなります。

もしご自身の仕事がうまくいっていないのであれば、やるべきことではなく、あえて「やりたいこと」にフォーカスしてみると良いかもしれません。

自己実現を促す仕事がアイデンティティや自己の内奥を照らすほどになじんでくれば、そんな仕事をすること自体が事故をいやす治療的効果をもつものになりうる。なぜならその人物は、内面的な自己のみではなしえなかったような方法で仕事や課題に取り組み、奮闘努力して改善や修正を加えることができるからだ。

完全なる経営 アブラハム・マズロー(日本経済新聞社 2001)

個人として仕事をしていこうとするならば、自己実現ということをめざし、しっかりと腰をすえて取り組んでいくべきではないでしょうか?

「若くしてセミリタイア」とか「サラリーマンの何倍もお金を稼いでいる」などというのも素晴らしい結果であるとは思いますが、一生をかけて自己実現をしつづけることのほうがよっぽど難しく、チャレンジしがいのあることだからです。

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