前回の記事では、説明スタイルというものについて「起きたできごとを(自分で自分に)どのように説明するか?」である、とごく簡単に説明しました。

この説明スタイルについて、まずポイントとなるのは、人は、自分で自分に言ったことーーつまり心の中でつぶやいたことーーに関しては無条件に受け入れてしまう傾向が強い、ということです。

 大なり小なり不幸に見舞われたとき、人は何が原因だと思うだろうか?簡単にあきらめる人々は習慣的にこう言う 。「私が悪いんだ 。この状況はずっと続くだろう。このせいで、私は何をやってもうまくいかないだろう」

 一方、不運に屈しない人々はこう言う。「状況がそうだっただけだ。この状態はすぐに終わる。それに人生にはほかにもいろいろ楽しいことがある 」

オプティミストはなぜ成功するか マーティン・セリグマン(パンローリング 2013)

説明スタイルとは、このように自分に対して自分のことを説明する際の一種の習慣であり、子ども時代と思春期をとおして身につくものであると言われています。

普段、自分自身がどのような説明スタイルを用いているのか?ということについては、自身の思考を客観的に見つめるという作業が必要になってくるでしょう。

先ほど、自分で自分にいったこと(セルフトーク)は、無条件に受け入れてしまいがちである、と述べましたが、それはもしかしたら、自身の思考を客観的に見つめる作業をしたことがない(もっと言えば、そんなことを考えたこともない)人がほとんどだからかもしれません。

いずれにせよ前向きな説明スタイルを身につけることは、自分のみならず、自身とつながりのある世界を希望に満ちたものへと変えていくことができるでしょう。

しかもそれは(できごとをちがう角度から見つめなおすだけなので、ある意味、)一瞬でできることでもあるのです。

重要なことは、ふたつあると私は考えます。

ひとつは、多面的にものごとを見つめるということであり、もうひとつは、自動的な思考から離れるための訓練をする、ということです。

自動的な思考というのは、一種の考えかたのクセのことを言いますが、いずれにしてもこれらについては、静かな場所で自分と向きあう瞑想の時間をつくることにより、訓練することができると私は考えています。

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