昨日の記事では、遺伝的要因だけではなく、その人の日々の行動がその人の幸福度を決める大きな要因になる、ということについてお話ししました。

しかしながら、いわゆる「大変な時期」や「ひどい状況」というものは誰にでもやってくるものです。

ちょっとしたボタンの掛け違いから落ち込むようなできごとに巻き込まれることもありますし、まったくの偶然から事故や事件に巻き込まれる可能性も否定できません。

大切なことは、このような逆境から立ち直る力(再起力、レジリエンスなどと言われます)で、この力を活用することにより、ひどい状況を成長の糧とすることさえできるようになります。

かなりの人が極度な逆境を経験した後で、やはり激しい抑うつや不安(多くはPTSDレベル)を示す。だが、人はそれから成長するのだ。長い目で見れば、そのような人たちは以前よりも高いレベルで心理的に機能するようになる。

ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ マーティン・セリグマン(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014)

調査によれば、子どもの死、レイプ、投獄、重病などの、人生で起こりうる最悪と思われるできごとでさえ、人はそれを成長の糧とすることができ、以前より精神的に強くなれるそうです。

つまり、(おそらく)どんなひどい状況にあったとしても、そこから立ち直ることさえできれば、以前より満足のいく人生を送ることのできる可能性が、私たちには開けているのです。

ショーン・エイカーは幸福優位7つの法則で、これを「第三の道」と呼びました。

では、どのようにして「第三の道」を見つけていけばよいのでしょうか?

(つづく)

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