ソニア・リュボミアスキー博士の書籍を参考に、人間の幸福度に関する調査についてみてみましょう。

1:遺伝(50%)

幸せがずっと続く12の行動習慣 によれば、ひとそれぞれの幸福度の違いのうち50%が、遺伝で決まっているそうです。

つまり、遺伝的に幸福度の高い人もいれば、そうでない人もいるということ。

イメージで言えば、楽にスタイルをキープできる人もいれば、すぐに太ってしまい、スタイルをキープするのに努力が必要な人もいる、という感じではないでしょうか?

またこの要因は、前述したようにその人の幸福度の50%くらいであると言われています。

2:環境(10%)

次に「環境」についてですが、実はこれは10%ほどしか影響を与えません。

つまり、お金持ちであるとか貧乏であるとか、既婚者か離婚経験者か? といったような生活環境や状況による違いは、幸福度全体に対して10%ほどしか影響がないのです。

 この結論にはしっかりとした科学的な根拠があります。とてもよく知られた研究結果ですが、「年収1000万ドル以上のとりわけ裕福なアメリカ人の幸福度は、彼らが雇っている労働者の幸福度と比べて、やや上にすぎなかった」ということが報告されています。

幸せがずっと続く12の行動習慣 ソニア・リュボミアスキー(日本実業出版社 2012)

3:日々の行動(40%)

そして最後になりますが、残りの40%は私たちの日々の行動によるものです。

たとえば家族や友人と過ごす時間が多いとか、日常的に感謝を表現しているとか、身体を動かす習慣があるといったような、誰にでもできるような行動です。

日々の行動で変えることのできる割合が約40%もあるというのは、とてもポジティブな結果ではないかと思います。

私たちはともすると、「環境」を変えれば幸せになれるだろうと考えてしまいがちですが、極端にいえばそれは間違っているのかもしれない、とも言えそうです。

幸福という概念それ自体については、下記の記事も参考にしてみてください。

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