私たちには、意識している考えのほかに、意識していない(意識されない)考えというものが働いています。

ちょうど、何台ものコンピュータが同時進行的に動いているのですが、画面が光っているのは一台だけで、他のモニタのスイッチはオフになっているような状態です。

「とつぜん心に浮かんだ」などといいますが、これは、思考プロセスが意識されていないだけであって、実はずっと無意識的に考えつづけてきたその答えだけが意識に上がってきた、ということができます。

意識的思考と無意識的思考を区別することの最大の問題は、私たちがなかなか、意識の外で生じる思考に意図があると考えることができない点にある。

確信する脳—「知っている」とはどういうことか ロバート・バートン(河出書房新社 2010)

もしもあなたがある日突然、「ひらめいた」という感覚を得たとしたら、そのことについて、あなたの無意識がずっと考え続けていてくれたのかもしれません。

人間の脳は、事実を都合よく解釈する傾向にあるそうですので、無意識にアクセスするというのは難しいと言われています。

このように考えると直感やひらめきといったものがいつも正しいわけではないことが分かります。(単に思考プロセスを意識することができなかっただけ)

しかしそれでも、私たちが意識している「意識」以外にも、「無意識」という世界が自分の中に広がっていると想像したとき、それを楽観的、前向きにとらえるならば、私たちの可能性を感じることができるのではないでしょうか?

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