幸福(幸福感)について、私たちが考えるべきテーマを紹介したいと思います。

子供のいる夫婦は、いない夫婦に比べて、幸福度と人生の満足度が平均的に低いという定評がある…

(中略)

…同様に、個人的な未来の幸福が人間の唯一の目的だとすると、自分の老いた両親を氷盤の上に置き去りにして殺しかねないだろう。

ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ マーティン・セリグマン(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014)

幼い子供のいる家庭においては、人生の満足度が下がる傾向にあると言われています。

これはいろいろなところで言及されているのですが、とりあえず読みやすそうな記事を参考にあげておきましょう。

同様に、(あなたの)老いた親の介護についても考えてみてください。

私たちは、私たち自身の幸福や人生における満足度だけを追求してしまうと、子育てや介護といった要素を避けて通らなければいけなくなる可能性を否定できないのではないでしょうか?

しかしここでひとつの実験として、「人生における意味や意義」という要素をあなたの人生の側面に加えてみます。

すると、育児や介護といった大変なできごとも、「人生にとっての意味や意義」という点からみるならば、ある意味、価値のあることだとは言えないでしょうか?

(実際問題として、育児や介護というのは大変なことであり、渦中にある人にとっては幸せを感じる暇などないかもしれません。しかしこれらは、意味深く、意義深いできごとである、ととらえることができるのでは? というような意味です)

つまり前回の記事で私がいいたかった「危険性」というのは、「幸福か否か? という善悪二元論的な考えかたは本当の意味での幸福感、人生の満足度というものから、かえって離れていってしまう可能性がある」ということです。

ではどうしたら良いのか?

まず幸福か否か? という二者択一的な考えかたをきっぱりとやめ、「さまざまな要素のバランスによって人生における本当の意味での幸福感、満足度は決まる」と考えるようにします。

そしてこの「本当の意味での幸福感や満足度」のことを「持続的幸福度(flourishing = フラーリッシング)」と呼びます。

さらに、前述した「さまざまな要素」というものについても実は諸説あるのですが・・次回はこれらの要素について考えてみます。

(さらにつづく)

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